研究課題/領域番号 |
17K05952
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
グリーン・環境化学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
青山 忠 日本大学, 理工学部, 准教授 (90349960)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 環境調和型反応 / ワンポット合成 / 複素環 / 環境調和型 / アルコール |
研究成果の概要 |
本研究では、先に我々が見出した酸触媒存在下異なる二種のアルコールを用いた置換オレフィン類の合成法を拡張・応用し、二種のアルコールからインダン類、クロマン類などの新規合成法を開発した。また、ニトリルオキシドおよびオレフィン双方を系内で発生させる新しい合成手法を開発しイソオキサゾリンのワンポット合成を実現した。いずれの反応においても、アルコールを出発原料として副生成物が水のみであるクリーンな反応下での合成を実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年の有機合成の発展は目覚しいものがあるが、一方で、試薬や触媒の廃棄の際に、環境汚染が問題とされている。本課題では出発原料にアルコールを、触媒として無機固体酸を使用して、医薬品化合物の基本骨格となる化合物を合成した。本合成手法では副生する化合物が水のみとなり、また、使用した触媒は反応後、ろ過により容易に分離可能で再利用することも可能であり、従来の合成手法よりも環境にやさしい合成手法と言うことができる。
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