研究課題/領域番号 |
17K05959
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
グリーン・環境化学
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 |
研究代表者 |
三原 正稔 地方独立行政法人大阪産業技術研究所, 有機材料研究部, 主任研究員 (70416296)
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研究分担者 |
水野 卓巳 地方独立行政法人大阪市立工業研究所, 有機材料研究部, 部長 (10416290)
中井 猛夫 地方独立行政法人大阪産業技術研究所, 森之宮センター, 主任研究員 (60443545)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 二酸化炭素 / バイオマス / カーボネート / エポキシド / 合成化学 |
研究成果の概要 |
二酸化炭素とバイオマス由来の原料を利用し、自己修復が期待される原材料へ変換した。その工程の中心となる変換は、二酸化炭素とエポキシド類からの環状カーボネート類の合成であるが、常温・常圧の温和な条件下でも有効に働く触媒系を開発した。本触媒は、金属ハロゲン化物と有機強塩基を組み合わせた触媒であり、ヨウ素アニオンとルイス酸が協奏的に働くことにより、高い活性を示すと考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
常温・常圧下、入手容易な試薬を触媒として利用し、二酸化炭素を環状カーボネート類へ変換した。本反応を利用することにより、温和な条件で二酸化炭素やバイオマスを構成ユニットとする有用物質への変換が行える。本変換は、加熱エネルギーの消費を抑え、しかも持続可能な原料を利用できることから、今後の合成プロセス開発へ有益な指針を与える。
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