研究課題/領域番号 |
17K06001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
門川 淳一 鹿児島大学, 理工学域工学系, 教授 (30241722)
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研究分担者 |
山元 和哉 鹿児島大学, 理工学域工学系, 准教授 (40347084)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 多糖 / アミロース / 超分子 / 階層構造 / 酵素触媒重合 |
研究成果の概要 |
本研究では、これまで研究代表者らが見出してきたグルコース1-リン酸やそのアナログモノマーを用いるホスホリラーゼ酵素触媒重合により得られる種々のアミロースアナログ多糖の高次らせん形成能を検証し、さらにつる巻き重合の手法を適用して包接錯体創製、階層構造超分子材料構築への発展を目指した。その結果、酵素触媒重合のプライマーやゲスト高分子をデザインされた構造へと発展させた系でのつる巻き重合を行い、アミロースからの包接錯体形成を基盤とする階層構造超分子材料が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により、多糖超分子という研究分野での大きな進展に貢献することができた。また、本研究を推進することで多糖超分子をキーワードとする階層構造形成のさらなる発展が可能となった。更に様々な研究分野に生成超分子を供給することが可能となり、新たな性質や機能と多糖構造との関わり合いが明らかになると考えられる。このことから、生体分子化学や生物化学との連携により実用的生体材料への発展が期待される。
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