研究課題/領域番号 |
17K06012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
手塚 慶太郎 宇都宮大学, 工学部, 准教授 (00334079)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | セラミックス / 光触媒 / 磁性 / 酸化物 |
研究成果の概要 |
光触媒の研究は酸化チタンを中心とする非磁性(反磁性)の酸化物の研究が中心であるが,私達の以前の研究で磁性(常磁性)を有する酸化物も光触媒活性を有することや非磁性体と比べて特異な挙動を示すことを明らかにしてきた。しかし,まだ研究が極端に少なく,特異性の起源や高活性化の方法も明らかになっていなかった。 本研究で新たに複数の系で検討を行い,多くの新たな知見を得るとともに,高活性化にも成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光触媒は太陽光を利用して有機物分解や水の分解でクリーン燃料である水素を生成することができるために盛んに研究が進められている。これまでの光触媒は非磁性の酸化物の研究が主流であった。私達は不対電子を持つ磁性酸化物でも活性があることを見出し,非磁性酸化物と比べて光触媒として特異な挙動を示すことも明らかにした。磁性酸化物は新しい光触媒材料として期待でき,磁性酸化物の特異性の解明や高活性化に関する本研究は重要である。
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