研究課題/領域番号 |
17K06014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
伴 隆幸 岐阜大学, 工学部, 教授 (70273125)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ナノ材料 / 溶液化学 / ゾル-ゲル法 / 有機・無機ハイブリッド材料 / ボトムアップ合成 / 薄膜 / 有機・無機ハイブリッド / セラミックス / 配位化学 / 超薄膜 / 複合材料・物性 |
研究成果の概要 |
二次元ナノ材料である金属酸ナノシートのボトムアップ合成をこれまでに見出している。この方法で合成したものは従来の方法で合成されるものとはいくつか異なる特長をもつ。本研究では、有機物とのハイブリッド化をとおして、その特長を有効に活用する応用を探索した。例えば、面内サイズが小さいという特長を活かすために、チタン酸ナノシートの縁の部分に有機配位子を吸着させて、その有機配位子からナノシートへの電子の光励起を利用した光触媒を作製した。このように、有機物のハイブリッド化がボトムアップ合成した金属酸ナノシートの特長を活かす重要な手段であることが確かめられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ナノ構造は大きなバルク体とは異なる興味深い特性を示すことが多々ある。我々はナノ材料の新しい合成法を見出した。その方法で合成したものは、同じナノ材料でも、従来の手法で合成したものとは異なる特長を有している。そこで、その特長を有効に活用した応用を探索することを目的として研究を行った。この研究では、その材料単独で用いるのではなく、有機物と複合化することで、その特長を活かすことができるのではないかと考えて検討をおこなった。その結果、そのような複合化で興味深い特性が引き出せることが分かってきた。
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