研究課題/領域番号 |
17K06028
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デバイス関連化学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
帯刀 陽子 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (30435763)
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研究分担者 |
西原 禎文 広島大学, 理学研究科, 准教授 (00405341)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ナノコイル / 分子集合体 / 電荷移動錯体 / 電磁特性 / 電気物性 / 分子性コイル / 分子性導体 / 起電力 / 螺旋構造 / 分子性ナノワイヤ / スキャホールド / ナノ材料 / マイクロ・ナノデバイス / 電子・電気材料 / 超分子化学 |
研究成果の概要 |
本研究では、集合状態で高導電性を発現する分子性導体を用い、分子性電磁ナノコイルの開発を行なった。更に、得られたナノコイルの電磁物性を解明し、構造と物性の相関を明らかにすることで新規機能性材料の開拓を目指した。申請者がこれまでに研究してきた高導電性分子の設計および基板界面制御法を発展させることで、自己活性化分子性電磁ナノコイルの創成に挑戦した。 1.新規有機導電性分子の合成と分子性電磁ナノコイルの構築 2.分子性電磁ナノコイルの電磁物性評価
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに分子性1次元組織体は多数報告されているが、その殆どの物性は伝導特性であった。しかし、本研究で得られる分子性電磁ナノコイルは、電気特性と磁気特性が連動するナノ構造であり、構造と物性の相関解明が可能であることから創造的な研究であると言える。また、本研究で得られるナノコイルは導電性を有しているため、電磁コイルとして機能することが予想されるが、有機物からなるコイル由来の誘導起電力応答を確認している報告例は国内外において皆無である。そのため、本研究が達成された暁には、分子エレクトロニクス分野をリードする独創的な研究に成り得る。
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