研究課題/領域番号 |
17K06052
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
松中 大介 信州大学, 学術研究院工学系, 准教授 (60403151)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | マグネシウム合金 / マイクロピラー圧縮試験 / ナノインデンテーション / 分子動力学法 / 第一原理計算 / 異種原子間ポテンシャル / マグネシウム / マイクロ材料試験 |
研究成果の概要 |
第一原理計算や分子動力学法といった電子論的・原子論的な計算科学的手法による解析とナノインデンテーションやマイクロピラー圧縮試験などの微小スケールの実験を実施し,計算と実験の両面から,マグネシウム合金における変形機構を詳細に理解するとともに,それぞれの変形の素過程に対する合金元素の効果を議論した.主要な結果として,マグネシウムの塑性変形において重要な底面すべりや(10-12)双晶に対してY添加が臨界分解せん断応力を増加させることを明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,計算と実験の双方がミクロなスケールを対象として実施されたことで,お互いを連携させて,マグネシウム合金の塑性変形に関する原子レベルでの理解を進めることができた.本研究で得られた各変形機構の原子レベルの挙動や合金元素の効果に関する基礎的な情報は,さらなる高性能マグネシウム合金の開発に貢献すると期待できる.
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