研究課題/領域番号 |
17K06055
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
曙 紘之 広島大学, 工学研究科, 准教授 (50447215)
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研究分担者 |
菅田 淳 広島大学, 工学研究科, 教授 (60162913)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 疲労 / 溶接 / 接合継手 / 破壊機構 / 機械材料・材料力学 |
研究成果の概要 |
本研究では,これまで申請者らの行った薄板鋼板接合継手の強度特性に関する一連の研究から着想に至った『環状溶接技術RSW(Ring-Shaped Welding)』の開発を目的とし,その強度特性・耐久性を実験的・数値解析的両面から検討することを目指した. 作製したRSW継手に対し,各種動的強度に関する実験を行った結果,その高い強度特性を確認し,提案する環状溶接技術RSWが既存の溶接技術に比べ,高強度・高耐久性を発現する革新的な接合技術であることが明らかとなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で提案する環状溶接技術RSWは,従来のスポット溶接技術よりも飛躍的に強度向上が期待される接合技術である.すなわち,環状溶接技術RSWをスポット溶接技術の代替技術として利用した場合,その施工数の大幅な削減が期待でき,施工数削減は,自動車製造時の大幅な省エネルギー化に直接繋がることから,地球環境問題への寄与度は大きく,その意義・必要性は極めて高い.さらに,環状溶接技術RSWによる施工数削減は,自動車製造のコスト削減,および飛躍的な生産性向上に繋がることからも,その工業的価値も非常に高いものと考えらえる.
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