研究課題/領域番号 |
17K06063
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
上田 政人 日本大学, 理工学部, 准教授 (80434116)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 炭素繊維強化プラスチック / 熱可塑 / ハイサイクル成形 / CFRTP / 炭素繊維 / 熱可塑性樹脂 / プレス成形 / 材料強度 / 熱可塑性 / 複合材料 / 繊維強化プラスチック / CFRP |
研究成果の概要 |
一方向炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)のチョップドテープを用いた加熱プレス成形は,部品の形状自由度が高く,生産性とリサイクル性とに優れている.しかしながら,成形時には部品形状に依存して繊維の再配向が生じ,材料特性が局所的に変化する.本研究では,複雑形状部品の角部を模擬したL型試験片を,CFRTPのチョップドテープを用いた加熱プレス成形により製作して,曲げ破壊試験とその数値解析とを行った.L型試験片の角部の曲げ強度を数値解析により予測した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
炭素繊維強化熱可塑プラスチック(CFRTP)による複雑形状部品のハイサイクル成形においては,これまでの成形法では生じなかった炭素繊維の局所再配向による材料特性変化の課題がある.このようなCFRTPの複雑形状部品の設計において必要となる成形に依存した材料特性変化を考慮にいれた強度予測手法について検討した.また,X線コンピューター断層撮影法を用いて取得した断層画像より炭素繊維の局所配向状況を取得する方法についても提案した.
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