研究課題/領域番号 |
17K06066
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
來海 博央 名城大学, 理工学部, 教授 (30324453)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | ラマン分光法 / 直接イメージング / 領域分光 / ポリカーボネート / ひずみ測定 / 表面プラズモン / Si / 面分光 / イメージング / 樹脂 / 応力測定 / 広域 / 機械材料・材料力学 |
研究成果の概要 |
本研究では,2次元直接イメージングと多点同時分光法を同時に実現可能な顕微ラマン分光装置を構築した.そして,5μmポリスチレンビーズと多結晶シリコンの2次元イメージング,多結晶シリコンとアルミナの多点分光イメージングを行った.第二に,ポリカーボネート(PC)の偏光ラマン測定を行い,ラマン散乱強度により破断前後の分子配向を評価した.また,ひずみに対しラマンシフトが変化し,配向性評価と応力測定への有効性を示した.最後に,金ナノ粒子による表面プラズモンによるシリコンやPCのラマンスペクトル評価を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,2次元直接イメージングと多点同時分光法を同時に実現可能な顕微ラマン分光装置を構築したことで,次世代パワーデバイスに代表される半導体の電子材料や,航空機・自動車の軽量化におけるキーマテリアルである複合材料や樹脂などのメゾ構造やそこに働く応力やひずみを,2次元領域で評価できる可能性を示した.このことから,材料の特性や寿命,構造物の信頼性やデバイス性能の改善につながる評価が今後期待できる成果が得られた.
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