研究課題/領域番号 |
17K06095
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生産工学・加工学
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
加藤 秀治 金沢工業大学, 工学部, 教授 (90278101)
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研究分担者 |
森本 喜隆 金沢工業大学, 工学部, 教授 (00290734)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ニオブチタン合金 / 低弾性率 / 難加工性 / 微細加工 / 合金組織 / レーザー刃先処理 / バインダレスナノダイヤモンド焼結体 / 生体適合性 |
研究成果の概要 |
Nb-Ti合金はNbとTiの2元素で構成されており、細胞毒性が極めて低く、インプラント材料として優れた特性を有していることから,期待されている.しかし,しかしながら、高い凝着特性や低い熱伝導率が原因となり、切削加工を施した場合には工具寿命が短く極めて高い難加工性を示す.本研究では,小型ボールエンドミル工具を用いたNb-Ti合金のミーリング加工を行い,ダイヤモンド被覆工具の刃先処理を施した工具が有用であることと,損傷機構の解明を試みることにより,切削速度15.0m/sの条件においてが工具寿命の延長が可能であることを明らかとしている.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Nb-Ti合金材料の微細加工技術の開発においては、(a) 最適工具材料の選定と形状成形、(b) Nb-Ti合金材料の微細切削機構の解明が需要なポイントであり,本研究ではダイヤモンド被膜工具の刃先処理を施した工具が有効であることを明らかとしており,最適条件を選定するうえで必要となる切削機構の解明を行った.これにより,生体適合性に優れ低い弾性率を有するNb-Ti合金材料の微細加工の高能率化が可能となり,人工歯根部品などへの適用への可能性を高められた.
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