研究課題/領域番号 |
17K06109
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生産工学・加工学
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研究機関 | 兵庫県立工業技術センター |
研究代表者 |
浜口 和也 兵庫県立工業技術センター, その他部局等, 主任研究員 (20470239)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | エンドミル / 工具摩耗 / マイクロニードル / 摩耗 / 送り速度 / 機械工作・生産工学 |
研究成果の概要 |
マイクロエンドミルを用いた切削加工をマイクロニードルアレイ金型に適用するために、微細な円錐形状の止まり穴加工実験を金型用鋼に実施した。その結果、工具摩耗の低減には、主軸回転数の増加、送り速度の低減が有効であることがわかった。エンドミルの切れ刃形状や切削条件の最適化により、1本の工具で100穴以上の止まり穴加工が可能であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、エンドミルを用いた切削加工によりマイクロニードルアレイ金型製作を可能とした。これは、従来の製造方法に比べて省力化、短納期化を実現でき、低コストのマイクロニードルの製造に貢献できる。さらに、マイクロニードル形状を自由に変更できるため、1回あたりの薬剤投入量を増加できる微細針形状の開発につながる。これにより微細針本数の減少が可能となり、皮膚損傷が懸念されている患者への負担は軽減される。
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