研究課題/領域番号 |
17K06115
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
石田 和義 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (70324176)
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研究分担者 |
寺田 英嗣 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (40262646)
小谷 信司 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (80242618)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | トライボロジー / 光応用計測 / 状態監視技術 / 状態診断技術 / 画像処理 / 診断技術 / 摩擦・摩耗遷移 / その場判定 |
研究成果の概要 |
すべり面のレーザ反射光から得られる表面性状データの画像処理による摩擦・摩耗遷移のその場判定を目指すため、様々な測定対象物に対して容易に設置・評価ができる画像計測システムを構築した。この計測システムを使用して表面性状の異なる試料の表面反射画像を取得し、その特徴値をデジタル画像処理によって評価した。その結果、すべり面を想定した表面性状の反射光情報取得による評価技術は基礎的な部分が確立できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、すべり面の表面性状をそのレーザ反射光情報を取得して評価できる基礎技術は確立した。この技術の高精度化および応用することで、摩擦力や摩耗量の測定結果を使用しない状態遷移評価と無潤滑すべり面の状態監視評価が可能となることが予想される。さらに、状態遷移判定に経験やノウハウが不要となり、検査コストの削減も想定される。本研究成果はこれらの機械要素に関連する複雑な問題解決の基礎技術であるため、学術的・社会的意義がある。
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