研究課題/領域番号 |
17K06132
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 長野工業高等専門学校 |
研究代表者 |
鈴木 伸哉 長野工業高等専門学校, 電子制御工学科, 准教授 (90616129)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 公差解析 / 幾何公差 / 3D-CAD / がた / 公差の累積 / サイズ公差 / 製品の幾何特性仕様 / GPS / GD&T / 公差設計 / ばらつき |
研究成果の概要 |
本研究は,公差解析に関する学術を広く調査・収集して体系化し,その過程で全体を俯瞰して不足点を補い,公差解析を学術として発展させることを目的とした.文献調査,実地調査,ソフトウェアの調査を行い,公差解析に関わる情報を収集し,公差解析が,公差の累積,統計学,幾何公差,コンピュータ化(CAD),生産管理といったカテゴリにベン図的にまたがっていることを明らかにした.その中でも,比較的に重要かつ,研究が十分行われていなかった「がた」にいて,基本的な位置決めの種類を網羅的にあつめ,それらの計算方法を図による可視化と,定式化を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,公差解析解析に関わる全体像をまとめ,その成果を設計工学会の日本設計工学会2021年度春季研究発表講演会のフォーラムにて講演し,さらに設計工学会誌の5月号で特集を組んだ.従来,離散していた公差解析に関わる学術分野において,ある一定の体系だてを行うことができた.この特集での解説記事は,学会のMost InterestingReading賞の評価を得た.さらに,研究調査の過程で用語の統一を行い,JIS B 0625公差解析用語として制定されたり,幾何公差と公差解析」をテーマにした書籍を出版予定であり,現在校正中である.これにより,公差解析に関わる学術体形をまとめ上げることができた.
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