研究課題/領域番号 |
17K06143
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
半場 藤弘 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (20251473)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 乱流モデル / RANS / LES / ハイブリッドモデル / 流体 / 乱流 |
研究成果の概要 |
RANSとLESのハイブリッド乱流計算における境界面の乱れ生成を適切にモデル化するために、スケール空間のエネルギー輸送とそれに伴う渦構造の解析を行った。二点速度相関を用いてスケール空間の新たなエネルギー密度を提案し、チャネル乱流のDNSデータを解析することにより、スケール空間でエネルギーの逆カスケードを伴う縦渦構造を抽出した。その縦渦構造を維持し適切な乱れを生成するためのLESモデルの検証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自然界や工学分野でよく見られる高レイノルズ数乱流をLESで数値計算する際、壁面近くや上流領域でRANSを用いることが多い。RANSからLESへ切り替わる境界面近くでは乱れ速度の生成を適切に再現する必要がある。単に経験的な関数で乱れを付け加えるのでなく、物理的な機構に基づくモデル式を提案するために、本研究で行われたスケール空間でのエネルギー輸送とそれと伴う渦構造の解析は重要な役割を果たす。
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