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ウィンドファーム発電量最大化のための風車後流の実験式構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K06154
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 流体工学
研究機関三重大学

研究代表者

前田 太佳夫  三重大学, 工学研究科, 教授 (80238865)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード風力発電 / 後流 / ウィンドファーム / ウインドファーム / 風力タービン / 風力
研究成果の概要

ウィンドファームの最適運転と発電量増加を目的として,風車の運転条件と流入風の風特性を変数とした後流の拡大率,後流の偏向および後流速度分布の実験式の構築を行った.とくに流入風の風向変動を考慮した後流形状を再現することにより,風向変動にともなう後流と主流の混合が再現でき,風向変動の無い場合と比べて速度欠損の最大値を小さく予測するため,風向変動を考慮していない試算値に比べて発電量が大きくなることが明らかとなった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

風車を様々な条件で運転し,後流風速データをフィールド実験によって取得することは容易でなく,学術的な価値は高い.また,本研究で得られた風車斜め流入風状態での後流の風速分布の実験式を用いれば,斜め流入状態を積極的に活用することにより,セクターマネージメントにより上流側風車の発電量低下と下流側風車に及ぼす後流の影響を最小化してウィンドファーム全体の総発電量を向上させることが可能となり,今後の再生可能エネルギー社会の実現に向けて意義がある.

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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