研究課題/領域番号 |
17K06163
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
ホサノ ハミド 熊本大学, パルスパワー科学研究所, 教授 (00543406)
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研究分担者 |
秀 拓一郎 北里大学, 医学部, 准教授 (40421820)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | マイクロフルイディクス / ドラッグデリバリー / ワクチンデリバリー / 衝撃波 / 超音波 / バイオエレクトリックス / ドラッグデリバリ / ナノパーティクル / メディカルアプリケーション |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、治療と診断のための新しいマイクロフルイディクスの使用、および最小限の損傷または副作用で済む薬物・ワクチンの送達であった。 顕微鏡下でのインビトロリアルタイム高速可視化、細胞への薬物とナノ粒子送達のためのインビトロでの評価等、モデル実験の設計と構築を研究計画に沿って行った。カルシウムのエレクトロトランスファーの新しいメカニズム、皮膚への無針無痛薬物・ワクチン送達、ナノ粒子送達、及び脳への衝撃波マイクロフルイディクスのインビボでの効果が得られた。 研究成果は、Physics Life Reviews や Drug Delivery Transl Res 等の主要な科学雑誌に掲載された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、薬物・ナノ粒子の細胞・組織へのマイクロフルイディクスによる送達機構の解明がなされた。これらの研究成果の学術的意義は、国際的に主要な科学雑誌に掲載されたことから証明されている。 痛みを伴わず、無針で皮膚に薬物・ワクチンを送達することに成功し、今後、コロナウイルスワクチンの送達等、様々な場面で社会に貢献でき社会的意義も高い。また、カルシウムエレクトロトランスファーとナノ粒子マイクロフルイディクスの送達の実験結果は、費用対効果が高く実用的な癌治療の方法の開発に大きく貢献する。
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