研究課題/領域番号 |
17K06166
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
築地 徹浩 上智大学, 理工学部, 教授 (40163779)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 空気圧機器 / 非接触搬送 / 空気流 / エンドエフェクタ― / 渦流れ / 空気圧 / 流体工学 / 数値流体力学 / 把持機器 |
研究成果の概要 |
半導体ウエハーおよび食品製造プロセスにおける搬送工程では,接触による損傷を防止するためや衛生を向上するために直接接触を避けてものを把持する機器が望まれている.本研究では,空気流を利用した新たな構造を有する非接触でものを把持できる機器を開発した.本機器の特徴は,限られた形状のものを無回転で滑り落下することなく安定して把持できる点である.滑り落下を防止できる空気の流れのメカニズムの流体力学的検討も行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後の産業界で益々の発展が予想される半導体ウエハーおよび食品製造において,ウエハーや食品に接触しないで搬送することは,品質向上や衛生面から重要なことである.ここで開発された技術を用いると,これらのものを非接触で搬送することが可能になる.さらに,この技術は他の類似の分野にも応用できる.この技術の特徴は,手軽に利用できる空気流れを工夫し利用した点と装置の構造が簡単でメンテナンスも容易なことである.
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