研究課題/領域番号 |
17K06170
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
沖田 浩平 日本大学, 生産工学部, 准教授 (20401135)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | キャビテーション / 医用超音波 / 気泡力学 / 流体工学 / バイオ流体力学 |
研究成果の概要 |
キャビテーションを援用した強力集束超音波治療を対象に,高度な物理モデルを導入した高精度なシミュレーションを実現するためのソフトウェアアプリケーションを開発した.これにより,様々な現象やパラメータがキャビテーション気泡群の空間分布に与える影響について明らかにすることができた.また,高効率で安全な治療のため,キャビテーション気泡群の崩壊によって生じる高圧力を局所的に得るための超音波照射条件に関する知見を得た.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
キャビテーション気泡の界面における熱・物質移動や気泡の並進運動といったミクロな物理現象や様々な物性が,マクロな集束超音波音場におけるキャビテーション気泡群の空間分布とその崩壊に与える影響に関する知見は,キャビテーションを援用した集束超音波治療の安全性の向上と高効率化において学術的に重要であり,本研究で開発されたソフトウェアアプリケーションは次世代の医用超音波技術の開発に貢献するものである.
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