研究課題/領域番号 |
17K06201
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
洪 定杓 鹿児島大学, 理工学域工学系, 准教授 (60516201)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | マイクロチューブ / 全温プローブ / ガス流 / 伝熱量 / 熱工学 |
研究成果の概要 |
開発された全温プローブを用いて,等温壁をもつマイクロチューブを流れるガスの伝熱量の算出のため,窒素ガスを用いて流動チョーキングを含む広い流動領域まで実験を行った.その結果,全温度差から算出した伝熱量は既存の式(非圧縮流れ)から算出したそれより,また全エンタルピー差から算出した伝熱量は全温度差から算出したそれより壁温と入口よどみ点温度差が小さくなるほど,速度は速くなるほど大きくなった. 同様な条件で検証数値シミュレーションを行い,両者が良く一致することを明らかにした
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的な意義は,マイクロチャンネルのガス流の伝熱量測定用の全温プローブを開発し,開発された全温プローブを用いた伝熱量の測定法を確立したことである. 本研究で確立された伝熱量測定法は,マイクロチャンネルを流れるガスの熱伝達特性の解明や将来のマイクロチャンネルを用いた熱交換器の伝熱設計に大きく貢献することが期待されることから,社会的な意義である.
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