研究課題/領域番号 |
17K06223
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械力学・制御
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
栗田 伸幸 群馬大学, 大学院理工学府, 准教授 (60435493)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 磁気浮上モータ / 磁気浮上ポンプ / 人工心臓 / アキシャルギャップモータ / 血液ホポンプ / 血液ポンプ / 機械力学・制御 / 電気機器工学 / 知能機械 |
研究成果の概要 |
一般に人工心臓とは左心室補助装置を指し,左心室の補助を目的に設計されているが,本研究では単一のローターで両心を補助または置換可能な人工心臓の開発に取り組んだ。本研究では主に磁気浮上型のポンプを研究開発を行った。製作した磁気浮上ポンプは,回転数 1800 r/minにおいて,揚程 100 mmHg,流量 5.8 L/min を達成し,両心室補助可能なポンプ性能を有することを明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一般的な人工心臓は左心室の補助を目的としている。しかし,左心室と右心室の両心が不全な患者も少なくない,そこで本研究では左心室と右心室の両方を1つの人工心臓で補助または置換することを目的とした。ポンプ特性試験を行い,製作した磁気浮上ポンプが両心室を補助可能な性能を有することを明らかにした。また,高性能な人工心臓開発への取り組みは,重症心不全患者の生活の質の向上に直結するため,社会的意義も高い。
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