研究課題/領域番号 |
17K06226
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械力学・制御
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
眞田 一志 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (30187265)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 機械計測 / エネルギー / 流量計測 / 推定 / カルマンフィルタ / 層流流量計 / 流体計測 / 流体動力 / リアルタイム計測 / 管内流れ / 機械力学・制御 |
研究成果の概要 |
研究期間全体を通じて得られた成果として、最適化有限要素モデルを管路動特性のモデルとして利用した流体動力リアルタイム計測システムを構築することができた。申請時に掲げた課題に対して、最適化有限要素モデルのサイズを適正化することで実時間計測が可能であることを示した。具体的には、管路分割数を5分割とすれば、演算時間約0.2ms(サンプリング周波数5kHz)として、非定常層流圧力損失を考慮した実時間計測が可能であることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題は、配管によって伝達される流体エネルギーを実時間で計測するシステムを開発した。流体エネルギーは流量と圧力の積であり、本手法は流れの抵抗となる流量センサを用いずに、圧力センサだけを用いることを特徴としている。本手法を用いれば、アクチュエータを駆動する流体エネルギーを実時間で計測でき、機械の運転条件に応じたエネルギー回生制御の高度化が可能となり、燃費向上や地球環境問題の解決に大きく貢献する。
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