研究課題/領域番号 |
17K06264
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能機械学・機械システム
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
菊地 邦友 和歌山大学, システム工学部, 助教 (20588058)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ソフトロボティクス / マルチマテリアル / ソフトアクチュエータ / 3Dプリンティング / 機能性材料 / ソフトセンサ / 無電解めっき / 機能材料 / 無電解めっき法 / 高分子アクチュエータ |
研究成果の概要 |
素材の柔らかさを活かし、新しい機能を実現するソフトロボティクスは、従来技術の限界を超える可能性があり、学問的、社会的に期待されている。特に、主要な要素技術とされる機能性高分子からなるソフトアクチュエータは、次世代アクチュエータとして世界的に研究開発が行われている。 本研究課題では、異なる材料を組み合わせ、性能を向上させるマルチマテリアル技術を活用するため、微細加工技術、印刷技術、3Dプリンティング技術を応用した機能性高分子ソフトアクチュエータ作製のための要素技術の確立に取り組んだ。この結果、形状記憶ポリマーを一体化したイオン導電性高分子アクチュエータの実現可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題で実施したマルチマテリアル技術を活用する機能性高分子ソフトアクチュエータ作製のための要素技術の確立は、これまでに実現できなかった形状へ成形したり、新たな機能を付与する界面科学や材料工学という分野と、機械工学や電気電子工学、ロボット工学等との異分野融合型研究分野である。 このことは、従来技術の限界を超える可能性があるが、学問的、社会的に未踏の面も多く残されているソフトロボティクス分野において、異分野融合型研究として、これまで知られていない知見を得ることができる可能性を有しており、学術的意義がある。また、技術的にも新しい産業分野への貢献可能性を有しており、社会的意義があるものと認められる。
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