研究課題/領域番号 |
17K06276
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能機械学・機械システム
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
川本 広行 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (50318763)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 粉体工学 / 静電力応用 / 個別要素法 / 電子写真 / 宇宙探査 / メガソーラー / 静電力 / 月面探査 / 粒子 / 帯電 / ルナダスト / ソーラーパネル / レーザープリンター / 宇宙 / 電磁力 / メカトロニクス |
研究成果の概要 |
電磁力によって粉粒体の運動を精密に制御し,工学的な価値を得るシステムには,レーザープリンターをはじめとして様々なものがある.しかしながら粉粒体には,流体力学のような厳密な理論体系はなく,工学の現場では,経験に大きく依存する開発が行われている.本研究はこのような現状を打破し,工学的に利用可能な理論とシミュレーション技法,および計測法を構築し,さらにこれらを工学問題へ適用して,産業の発展に寄与することを目的とした.具体的には、粒子の帯電と付着力の解明,シミュレーション手法の開発,計測技術の開発であり,これをレーザープリンターや宇宙開発,およびメガソーラーの静電クリーニングに応用する研究を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
粉粒体の物理は,クーロン,ファラデー,レイノルズといった巨匠の研究に始まり,近年ではノーベル賞受賞者のPierre-Gilles de Gennesなども取り組んだ興味ある分野であるが,その大部分は未解明である.本研究によってそのすべてが解決されたわけではないが,粒子の帯電と付着力の関係を明らかにし,実用的なシミュレーション手法を開発した.またこの成果を,レーザープリンターや宇宙探査,およびメガソーラーの静電クリーニングに応用した.
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