研究課題/領域番号 |
17K06294
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
名取 賢二 千葉大学, 大学院工学研究院, 助教 (70545607)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | パワーエレクトロニクス / モーションコントロール / マルチレベル電力変換器 |
研究成果の概要 |
本研究では、マルチレベル電力変換器の適用によるモーションコントロールシステムの高性能化について研究を行った。具体的には、マルチレベル電力変換器およびその変調方式の適用でもたらされる、高調波の抑制による電流制御および位置制御・力制御の改善、等価的なサンプリング周波数向上による制御性能および安定性の改善、デッドタイム電圧誤差の抑制による制御性能の改善について着目し、それぞれについて理論的な検討と実験による検証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の意義は大きく以下の2点にまとめられる。1点目は、従来モーションコントロールシステムでは理想的に動作すると仮定することが一般的であった電力変換器の特性を陽に考慮して高性能化を試みた点であり、2点目は、大容量で高圧の用途に用いられることが多いマルチレベル電力変換器を小容量で低圧の用途に適用し、かつ制御性能の改善に着目して研究を行った点である。いずれについても関連分野において類似の観点からの研究は少ないため、特に学術的意義が大きいと考えられる。
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