研究課題/領域番号 |
17K06309
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
甲斐 祐一郎 鹿児島大学, 理工学域工学系, 准教授 (50595436)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 応力 / ベクトル磁気特性 / 誘導加熱 / 鉄心材料 / 磁区構造 / 磁気特性 / 鉄損 / 磁区 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,応力とベクトル磁気特性の因果関係を解明へ向けてミクロな観点から詳細な分析を行うため,磁気光学効果を用いた任意応力ベクトル磁区評価システムを開発した。さらに,応力及び励磁下におけるモータ鉄心材料のベクトル磁区構造を観察し,応力,磁区構造及び応力とベクトル磁気特性の関係を明らかにした。また,誘導加熱処理を施すことで鉄心材料の磁気特性が改善することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,電気自動車や産業機器用モータには高効率化が要求されており,鉄心材料の低損失化技術が必要不可欠である。本研究の核となる応力ベクトル磁気特性評価およびその制御技術は,国内及び世界的に見ても,研究代表者らが最先端の研究を行っている。将来的には,モータの鉄心材料の開発並び加工・組み立て工程において,応力ベクトル磁気特性の制御を行うことによって,高効率・低損失モータの開発に貢献できる。
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