研究課題/領域番号 |
17K06320
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 大同大学 |
研究代表者 |
加納 善明 大同大学, 工学部, 准教授 (80456714)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | モータ / センサレス制御 / 二重三層巻線 / 位置センサレス / 低騒音 |
研究成果の概要 |
本研究では、二重三相巻線を持つ界磁巻線型同期モータを対象に,2系統の巻線にそれぞれ逆位相で高調波重畳する新方式の位置センサレス制御方式を提案し、同方式を前提としたモータ設計方法について検討している。提案センサレス制御方式では、位置情報を持つ推定用電流発生原理が理論的に解明されていない。本研究では、3D-FEAの解析結果を元に、推定用電流発生原理を理論的に明らかにし、その妥当性を試作機実験検証から確認している。 さらに、モータの形状、局所磁気飽和、動的インダクタンス特性、制御安定性の相関を系統的に整理し、その結果から、位置センサレス動作範囲を最大化するモータ設計指針を導出している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の取組みは,小型化・高トルク化・高出力密度化・低騒音化を追求するモータとセンレスドライブの連成最適化問題の一アプローチを目指すもので,学術的にも世界に類がなく,独創的であり,我が国が先導する当該モータ技術の世界的競争力向上に貢献できると予想される。
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