研究課題/領域番号 |
17K06335
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
研究代表者 |
長岡 智明 国立研究開発法人情報通信研究機構, 電磁波研究所電磁波標準研究センター, 主任研究員 (00381674)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | MRI / 胎児 / SAR / FDTD法 / 比吸収率 / 温度上昇 / 数値人体モデル / FDTD / FDTD / 妊娠 / 電磁ドシメトリ |
研究成果の概要 |
近年、磁気共鳴画像(MRI)の高画質化や撮像法の高速化に伴って、妊娠中の胎児異常などの胎児評価に対するMRIの有用性が高く評価されるようになってきている。その一方で、MRI撮像時の妊娠女性および胎児を評価に対する電波ばく露量等を高精度に評価した報告は少ないことから、胎児を含む妊娠女性の解剖学的な構造を有した数値人体モデルを用いた電磁界シミュレーション(FDTD法)により、現在、臨床で利用されている1.5 Tおよび3T MRI撮像時の胎児内の電波ばく露量等を明らかにした。また、妊娠初期から後期までを模擬した胎児の発育を考慮した妊娠女性モデルの開発法について取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで明らかにされていなかった、胎児MRI検査における胎児内の電波ばく露量を高精度に推定することである。MRI検査時の胎児の健康影響を考察するための必要不可欠な指標である高精度な電波ばく露量を示すことは、胎児MRI検査の安全性に担保につながることから、本研究ではMRI撮像時の胎児に電波ばく露量を明らかにした。本研究成果は医師や患者に胎児MRI検査の安全、安心を与えることにつながり、これまで以上に胎児MRIによる画像診断の進歩、発展に寄与できる。
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