研究課題/領域番号 |
17K06344
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
竹内 健司 信州大学, 学術研究院工学系, 准教授 (20504658)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | カーボンナノチューブ / 導電ケーブル |
研究成果の概要 |
カーボンナノチューブ(CNT)は、他に類を見ない極めて特異なナノ構造や物性を有しており、基礎科学と応用の両面から期待されている。未だCNT本来の優れた物性を生かした銅レベルの導電性は得られおらず、本研究は導電ケーブルの基礎技術の構築が目的である。すなわち、理論的に高導電性が期待される二層CNTを用いて、高結晶化、CNT単体の長尺化等について基礎検討を実施した。よって反応空間長、カーボン源、生成温度、キャリアーガス量とCNTの長さに相関があることを見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CNTの導電ケーブルへの応用は、電線材の確保(銅は2040年頃に枯渇すると予測されている)や大幅な軽量化によるCO2削減を実現できる点で大きな意義がある。CNTは未だ精緻な構造制御が達成されておらず、本研究によって生成条件と長尺化との関係を示したことは、学術的にも大変有意義である。
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