研究課題/領域番号 |
17K06370
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
依田 秀彦 宇都宮大学, 工学部, 准教授 (30312862)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 光波長フィルタ / 光デバイス / 赤外波長域 / 波長可変フィルタ / チューナブル波長フィルタ / NG-PON2 / カラーレスONU / 赤外分光エリプソ / WDM-PON2 / WDM-PON / 透明ヒータ膜 / エリプソメトリー / 分光光度計 / チューナブル光波長フィルタ / 光学薄膜 / 電子デバイス・機器 / フォトニックネットワーク |
研究成果の概要 |
次世代光アクセス網の高速大容量技術方式 WDM-PON(NG-PON2) におけるキーデバイスとなるチューナブル波長選択フィルタ(光学薄膜を利用した温度制御型TO-BPF)の開発を行った.近い将来,赤外波長域0.8~14μmへの展開を視野に光学定数の評価を行った.成果は以下の6項目:(1)多層膜BPF作製時にTECファイバ型光学モニタ導入 (2)TO-BPFチップを光ファイバ実装&低消費電力化 (3)a-Si:H膜の低損失化 (4)TO-BPFの温度性能評価 (5)赤外波長域1.7~14μmにおける光学定数評価およびデータ公開 (6)近赤外波長域0.7~1.7μmにおける光学定数評価.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(1)温度制御型チューナブル波長フィルタのNG-PON2への採用に向けて,作製技術の向上・光学特性の改善・ファイバ実装化を推し進めた.(2)50種類以上の光学材料(誘電体,半導体,金属,有機材料,カルコゲナイドガラス)の赤外波長域の光学定数評価を行い,データを蓄積した.測定データをWeb公開することで、将来,広範囲の赤外波長域を利用した新規のデバイス設計、材料開発を促すことにつながる。
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