研究課題/領域番号 |
17K06376
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 阿南工業高等専門学校 |
研究代表者 |
岡本 浩行 阿南工業高等専門学校, 創造技術工学科, 教授 (60390506)
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研究分担者 |
原口 雅宣 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 教授 (20198906)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | プラズモニクス / 光回路 / 光デバイス・光回路 / 電子デバイス・機器 |
研究成果の概要 |
本研究では、通信波長域におけるフォトニクスとプラズニクスを融合したハイブリッド光デバイスの開発を目的として実施した。ハイブリッド光デバイスにおける波長選択素子は非常に重要な素子であり、損失の低減が可能な波長選択素子構造について検討した。その結果、我々が考案したグレーティング構造部分において表面プラズモンポラリトンが伝搬しないブラッググレーティング構造を用いることで、これまでに報告されているプラズモニックブラッググレーティング構造と比較して大幅に損失を低減できる構造を提案・開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した超低損失プラズモニック波長選択素子を用いたハイブリッド光デバイスを通信デバイスなどに用いることで、デバイスサイズの大幅な微小化及び損失削減による低電力化などの効果が期待できる。さらには、低損失化によりデバイスからの発熱量を抑えることが可能となる。そのため、現在は発熱による対処方法としてデバイス使用時の冷却などが必要となっているが、本研究の成果のデバイスなどを用いることで冷却などに要する費用などの低減も可能となる。
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