研究課題/領域番号 |
17K06415
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
安 昌俊 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (90453208)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | チャネル推定法 / パイロットコンタミネーション抑制 / チャネル優先順位 / 移動体通信 / Massive MIMO / 先端的通信 |
研究成果の概要 |
基地局(BS)に100個のアンテナが装備されている大規模MIMOシステムは、次世代ワイヤレスシステムの主要な技術の1つであると期待されている。パイロット汚染は、大規模MIMOのパフォーマンス低下要因の1つである。これまで研究代表者は、このパイロット汚染の影響を排除することを目指し、パイロット信号の数を減らしてチャネル推定を実行できる高時間分解能キャリア干渉法(HTRCI)を以前に提案した。本研究では、HTRCIの概念を拡張し、より多くのチャネルを推定できる方法を提案した。計算機シミュレーションの結果から、提案方法はBER性能で従来の方法と比較して改善できることが確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、Massive MIMOの実現に向けて、必要不可決であるチャネル推定については、冗長信号である参照信号を大幅に削減させることにより受信容量を拡大することができ、更に、推定を低演算量で実現することを目指すため、安価で小型の通信システムを実現することが可能となる。この様な第5世代移動通信システムへの応用は、通信トラフィックの急増の問題を解決でき、2020年度にサービス開始を目指している第5世代移動通信システムの実現に大いに貢献できる。
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