研究課題/領域番号 |
17K06433
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
岸根 桂路 滋賀県立大学, 工学部, 教授 (20512776)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 制御回路 / インタフェース / 通信方式 / 無線 / 制御システム / 集積回路 / 高速 / 光通信システム装置 / シングルチャネル / マルチポート / インタフェース回路 / 制御 / 小型 / 変調 / 無線インタフェース / 中継装置 / 終端装置 / 装置内回路 / CMOSデバイス / 制御インタフェース / 通信 / チャネル |
研究成果の概要 |
超高速通信システムの進展に伴い,伝送装置を構成する回路の最適動作が必須であるが,申請者らは,インタフェースを複雑化することなく,装置内の複数回路を外部からシングルチャネルで制御可能とするシングルチャネルマルチポート制御システムを提案した。システムの優位性を検証するために,FPGAとディスクリート素子から構成される制御インタフェースを構築して動作を確認するとともに,インタフェース内の要素回路を微細デバイスにより各種試作し,高速・低電力動作特性の限界を検証した。評価により,提案システムの優位性が確認され,シンプルなインタフェースで装置内回路の制御インタフェースが実現可能なことを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
AI/IoT/クラウド技術を十分に活かした情報社会プラットフォームの実現のためには,それらを支える通信システムも高度に運用される必要がある。高度運用に向け,通信装置内の回路や部品の最適制御が必須の課題となっている。本研究は,新しい通信方式とハードウェア設計技術を組み合わせ,装置外からの回路制御をシンプル・低コスト・小型に実現するインタフェース技術に寄与するものである。さらに,処理速度がそれほど要求されないセンサシステムやヒューマンインタフェース領域への応用展開も見込める。この観点から,本研究結果は応用範囲が広く,ハードからシステム技術までの総合的な発展に資するものであり社会的意義は大きい。
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