研究課題/領域番号 |
17K06435
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
林 海 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40336805)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | Massive MIMO / 無線ネットワーク / 無線通信 / 移動体通信 / 情報通信工学 |
研究成果の概要 |
次世代無線通信システムにおいて,超多素子アンテナを利用したMassive MIMOとスモールセルから構成される高密度ネットワークは重要な無線アクセス技術である.本研究はMassive MIMO高密度ネットワークに適したシステムモデルを導入し,カバレッジ確率に基地局密度や基地局アンテナ数がもたらす影響を考察した.また,パイロット再利用を起因としたパイロット干渉がMassive MIMOダウンリンク性能にもたらす影響も分析した.その上で,Massive MIMOダウンリンク伝送を対象に,角度域でのビームフォーミング技術に基づき,様々な通信シナリオに対して有効なプレコーディング方法を提案した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Massive MIMOと高密度ネットワークは次世代無線通信システムのコア技術である.本研究はMassive MIMO高密度ネットワーク設計の理論根拠を解明し,また現実的なシナリオと経済性を考慮したダウンリンク伝送方法を示すものである.本研究の結果により,超多素子アンテナと高密度ネットワーク両者のポテンシャルを活かせる無線システムを構築することができ,次世代超大容量無線通信システム実現に向けて重要な意義がある.
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