研究課題/領域番号 |
17K06456
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
尾崎 光紀 金沢大学, 電子情報通信学系, 准教授 (70422649)
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研究分担者 |
平野 晃宏 金沢大学, フロンティア工学系, 講師 (70303261)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 自然電磁波 / 動オブジェクト抽出 / 雑音除去 / 波動粒子相互作用 / 自然電磁波動 / 時間周波数解析 / 動輪郭モデル / 動的輪郭モデル / 波動粒子相互作用領域 / 音声信号処理 / ノイズ除去 / 動画像処理 |
研究成果の概要 |
マルチメディア(音声・動画像)信号処理を地球周辺の宇宙電磁環境を決定づける波動粒子相互作用探査に応用し、従来予想されなかった電子よりも重い陽子オーロラに高速な秒オーダーの時間変化が含まれること、脈動オーロラとフラッシュオーロラ現象が数百ミリ秒オーダーから数十ミリ秒オーダーで磁気圏の電磁波コーラスの振幅変化と関連していることを明らかにした。これらは、高時間分解能で現象解析を可能とする地上リモートセンシングによる波動粒子相互作用の発生域探査の進展により得られた成果である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、マルチメディア(音声・動画像)信号処理による雑音抑圧、動オブジェクト抽出などの技術を電磁環境探査に応用する。これにより、衛星観測では現象の時空間変化を区別することが難しい波動粒子相互作用発生域の変化を、地上からのリモートセンシングとして、高時間分解能で時間変化と空間変化を検出できる学術的特色を有する。これは、宇宙の電磁環境を特徴づけると考えられる波動粒子相互作用発生域の詳細把握に貢献する。
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