研究課題/領域番号 |
17K06459
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
橋本 岳 静岡大学, 工学部, 准教授 (60228418)
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研究分担者 |
能見 公博 静岡大学, 工学部, 教授 (20325319)
岩田 孝仁 静岡大学, 地域創造学環, 教授 (30411804)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 3次元計測 / 防災 / 画像計測 / 土砂災害 / 橋梁の健全度診断 / ひび割れ検出 / 情報ネットワーク / 計測工学 / 画像 |
研究成果の概要 |
橋本の画像計測技術はステレオ計測の量子化誤差を低減することで高精度計測を実現しており,すなわち屋外遠方にある対象の座標の微妙な動きを計測可能である。研究期間には,自然マーカー(人工マーカー以外の現場にあるターゲット)も計測できるように本計測技術の拡張を行い,立ち入り困難な土砂災害警戒区域の微小な動きを計測するシステムを実現した。また,山間部での計測結果の伝送方法として,超小型人工衛星により撮影する方法を検討した。さらに,本画像計測技術には様々な応用があることがわかっており,具体的には,橋梁の健全度診断のための橋脚間中央部のたわみ計測において,マーカーレスと汎用性の実現を確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義:計測技術の観点から,ステレオ計測の量子化誤差低減により土砂災害の予兆検知のための遠距離高精度計測を実現した。この高精度計測技術は,橋本が過去20年近く研究を進めている独自手法である。さらに,対応点探索を含めた高精度化の研究成果は独創的かつ学術的意義が高い。防災の観点からは,土砂災害対策の計測法として,現在は水分計・傾斜計等の“点”の計測が主流であるのに対して,本研究の画像計測による“面”の計測は大変有意義であり独創的かつ学術的に意義あるものである。 社会的意義:本研究期間中に実現する成果は,日本全体また世界にも広く適用できる応用性・必要性の高い技術であり社会的意義が大変大きい。
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