研究課題/領域番号 |
17K06467
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
作田 健 滋賀県立大学, 工学部, 教授 (70221273)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 磁場計測 / SQUID / 磁気計測 / 磁場制御 / 磁気シールド / 適応フィルタ / アーデュイーノ / 雑音制御 / SQUID FLL / 計測機器 |
研究成果の概要 |
今日、工業製品などにおいて、異物を含めた欠陥の検出は非常に重要な課題である。超伝導量子干渉素子(SQUID)による超高感度磁気センサーを使用し、外部から励起磁場を印加して発生する磁気信号を検出することで、欠陥を検出するシステムについて検討した。 励起磁場の生成機構や、検出システムであるSQUID駆動回路の改良、さらに雑音対策について検討し、個々のパートにおける性能向上を図ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ますます微細化が進む各種製品において、その傷や異物混入など欠陥検出は非常に重要な課題である。これらに対応する一つの手法として、磁気検出を利用したシステムの性能向上は、欠陥検出技術の幅を広げるものである。 さらに、SQUID FLL回路の簡便なデジタル回路化は、SQUIDの利用範囲を広げることにつながり、より高感度化への試みを容易にするものと考えられる。また、励起信号の時間的・空間的制御技術および雑音低減技術は、欠陥検出に限らず、様々な計測領域で重要な要素技術と考えられる。
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