研究課題/領域番号 |
17K06488
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
制御・システム工学
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
陶山 貢市 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (80226612)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 制御システム / メンテナンス / 安全性 / 制御工学 / システム工学 |
研究成果の概要 |
製造物責任や国際規格上、製造者は製品の適切なメンテナンス手法を使用者に告知する義務を負っている。しかし、国際規格にはそれらの作業を安全に行うための環境に関しては何も記載されておらず、学術的にも議論されていない。また、特にプロセス産業では、通常の稼動状態とその環境との間の移行も現場技術者の経験に頼っているのが実状であり、メンテナンス時に事故が多く発生する原因となっている。本研究では、工業製品に含まれる、あるいは生産現場の制御システムのメンテナンスを安全に行うための環境を明確にし、それを作り出す支援技術を世界に先駆けて確立した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際規格に基づく認証は品質、環境に続く「第3の波」として今まさに押し寄せている。日本の工業製品・プラントにメンテナンスのしやすさという新たな価値を付加する道を開き、製造物責任及び国際規格上、国際競争力を向上させる一助となろう。さらに将来、本支援技術をメンテナンス関連の国際規格に反映させることができれば、その新たな価値は国際規格によりオーサライズされた確固たるものとなり、また、学術的な研究成果に裏付けられた日本の世界に対する大きな貢献にもなる。
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