研究課題/領域番号 |
17K06494
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
制御・システム工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
藤崎 泰正 大阪大学, 情報科学研究科, 教授 (30238555)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 制御工学 / 数理工学 / アルゴリズム / モデル化 / ディペンダブル・コンピューティング |
研究成果の概要 |
制御システムにおけるディペンダビリティの解析と設計に関して、基礎と応用の両面より研究を行った。まず、ネットワーク上でのモデルベース制御系を取り上げ、乗法的雑音のもとでの安定性解析手法を与えるとともに、安定化状態フィードバックの設計方法を導いた。また、ダイナミクスの変化に対応可能な動作データに基づくシステム表現と制御方式を、多重周期サンプリングデータを対象とするものに拡張した。さらに、ネットワーク化された多数のパラレル安定化コントローラの通信設計を研究し、制御系の安定性について考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代の高度にネットワーク化された制御システムからいくつか例を選び、ディペンダビリティ(信頼性)を解析するための基礎理論を構築して、それを設計理論へと発展させたた。対象のダイナミクスやネットワーク構造を適切な数理モデルを用いてシステム表現することにより、制御系のディペンダビリティについて数理的に解析することができ、理論的保証をもつ制御系が設計できることを明らかにするとともに、その設計法も与えた。
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