研究課題/領域番号 |
17K06502
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
制御・システム工学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
國松 禎明 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 助教 (30379309)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 耐故障制御 / オンライン保守 / センサ故障 / アクチュエータ故障 / センサ・アクチュエータ同時故障 / アクチュエータ異常 / 2自由度PID制御 / 冗長入力 / PID制御 |
研究成果の概要 |
本研究は,いつ起こるか不明な故障に対しては制御器の切り替えがないパッシブ法で対応し,時刻を指定できる稼働中の保守点検に対しては切り替えのあるアクティブ法で対応するハイブリッドな手法によって, 耐故障性とオンライン保守性両方の実現を目指した研究である.主な研究成果はつぎの通りである.アクチュエータ故障,センサ故障,センサ・アクチュエータ同時故障のそれぞれの場合に対して,冗長入力を利用したパッシブな耐故障制御ならびに2自由度制御系を用いたアクティブな耐故障制御を提案し,オンライン保守の実現可能性についても示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,データサーバのような電子機器には24時間365日連続稼働するシステムも珍しくなく,連続稼働のためには稼働中に部品の点検・交換などの保守管理(これをオンライン保守と呼ぶ)ができるシステムであることが求められる.今後ますます多様化するニーズや高付加価値を実現するためには,機械装置であっても連続稼働できるような状況を用意しておくことが望ましいと考えられる.そこで本研究では,制御器の切り替えが伴うアクティブな耐故障制御の設計法を考案することで,機械装置であってもセンサおよびアクチュエータのオンライン保守が実現可能であることを示した.
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