研究課題/領域番号 |
17K06503
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
制御・システム工学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
小口 俊樹 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (50295474)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 制御工学 / 複雑系 / 同期 / 非線形系 / サンプル値系 / ネットワーク / むだ時間 |
研究成果の概要 |
本研究を通じて,サンプル値結合非線形ネットワークにおける同期に対する理論的枠組みを開発することを試み,1) サンプル値結合非線形システムの同期のための必要条件を導出した.2) サンプル値結合システムの無向グラフネットワークの同期条件の推定法を提案した.3) 不確かな時変むだ時間非線形システムに対する安定判別法とそのようなシステムに対する安定化設計法を開発した.4)ネットワークに非同期サンプリングを用いた場合の同期への影響について検討した.5)結合強度,サンプリングタイム,むだ時間と同期の間の関係を明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,複数のシステムがネットワークを介して接続され,大規模ネットワークシステムを構成するようになってきている.複数の同一システムが情報ネットワークを介して接続されるとき,ネットワーク全体の振舞いを検討することは重要となる.本研究では,そのように情報ネットワークを使用した人工物のネットワークシステムを構成することで生じるサンプル値結合ネットワーク全体が生じる挙動を解析する手法を明らかにしている.
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