研究課題/領域番号 |
17K06538
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
|
研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
中村 一史 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (70264596)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 構造工学・地震工学 / 構造・機能材料 / 維持管理工学 / 補修・補強 / 疲労対策 / CFRP / 溶接継手 / 疲労強度 / 疲労耐久性 / 補強 / 炭素繊維シート / 真空含浸接着 |
研究成果の概要 |
既設鋼橋の疲労損傷は,都市部の高架橋で多発しており,その対策が急務となっている.本研究課題は,予防保全型の疲労対策として,真空含浸工法により炭素繊維シートを疲労き裂の発生前の溶接継手部に接着して補修する新工法を提案するものであり,その妥当性,有用性を実験・解析により検証を行ったものである.最終的には,既設鋼橋への実用化を視野に入れ,予防保全型の疲労対策としてCFRP接着による補強設計法を構築することを目指したものである.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
提案工法は,接着接合を基本としているため,当て板のボルト接合や溶接接合と比べて,母材への孔明けによる欠損や残留応力が生じないこと,母材への影響が極めて小さいことから,疲労対策としては有利であり,本研究の成果から補強効果が示されたため,溶接接合部の種々のディテールへの応用も十分に期待できる.
|