研究課題/領域番号 |
17K06601
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
土屋 哲 鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (70422623)
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研究分担者 |
赤尾 聡史 同志社大学, 理工学部, 准教授 (30448196)
長曽我部 まどか 鳥取大学, 工学研究科, 助教 (50757268)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 木質バイオマス / 地域経済分析 / 循環 / 巡回型サービス / 付随的サービス / エネルギー地産地消 / 地域コミュニティ / 小地域産業連関表 / 小さな拠点 / 巡回サービス / 中山間地域 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、人口減少・高齢化が進む過疎地域が持続するためには経済的基盤と福祉系サービス供給基盤の確立が不可欠であるという認識から、「小さな拠点を核とする大きな域内循環」を志向し、これをエネルギー地産地消の社会・経済的効果、巡回サービス業者による集約的なサービスの供給可能性という2つの観点からどのくらい実現可能(性がある)かを定量的に分析する手法を開発し、ケーススタディを通して評価を行った。具体的に前者は、バイオマスを活用した小規模なエネルギー生産事業(地産地消)、後者では、タクシー事業者や郵便集配業務による本業の合間の集落巡回可能性に着目した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地方の小規模な地域であっても、資源の利用の仕方によっては持続性を高める地域づくりが可能である。バイオマス利活用を例にとった小規模な地産地消エネルギー事業では、単体事業収支がかなわなくても、地域内外への波及を考慮することで地域の収支(域際収支)を改善し、地域持続への貢献へとつながることもあり得る。サービス業という経営資源においては、一つの巡回型業者が複数のタイプのサービスを供給することでその可能性を見出せる。
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