研究課題/領域番号 |
17K06633
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
寒野 善博 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (10378812)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 最適設計 / 構造最適化 / 凸最適化 / 双対性 / 加速勾配法 / 信頼性最適設計 / ロバスト最適化 / 近接勾配法 / 交互方向乗数法 / DCアルゴリズム / 加速法 / 連続最適化 / 混合整数計画 |
研究成果の概要 |
近年,理工学のさまざまな分野で,データ駆動型の手法が急速に展開されている.これに伴い,大規模な最適化問題を解く種々の新しい手法が開発されている.この研究課題では,そのような手法を手がかりに,構造物のさまざまな非線形解析や最適設計問題を効率的に解く一連の手法を開発することを目的とした.その結果,弾塑性問題や接触問題に対する従来よりも高速な解法や,ロバスト最適化などの難しい最適設計問題に対する新しい定式化,組合せ的な性質をもつ最適設計問題に対する高速な発見的解法などを開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
最適設計法は,構造物の設計過程の合理化にとどまらず,高度な性能が要求される構造物を設計するには欠かせない方法論である.最適設計のさらなる実用化に向けた課題の1つとして,この研究課題では,大規模な非線形解析や最適設計問題を高速に解く一連の手法を開発することを目指した.また,実装の容易な手法とすることで,より実用化を促進することを目指した.このように,この研究課題の成果は,先進的な構造物の設計に欠くことのできない最適設計法のさらなる実用化に向けた基礎技術の集積であるとみなせる.
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