研究課題/領域番号 |
17K06657
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
宮里 直也 日本大学, 理工学部, 教授 (10513997)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 遊戯施設 / 垂直ループコースター / ローラーコースター / 時刻歴応答解析 / 台車荷重 / 縮尺模型 / 減衰定数 / レール剛性 / 構造設計 |
研究成果の概要 |
平成19年告示改正以降,高さ60mを超える遊戯施設は時刻歴応答解析による安全性の確認が求められている。しかし,ローラーコースターの評価方法は明確でないのが現状であった。そこで,未だ検討の少ない,高さ60mを超える遊戯施設の設計手法の確立,基礎的なデータの蓄積を目的とし実験的検討,解析的検討を行うことで,複雑な形状を有するローラーコースターの基本的な振動性状について,定量的に把握し,設計に必要な知見を数多く得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で対象とする「ローラーコースター」等の遊戯施設は,日本国内に数多く存在するが,その耐震性及び台車の加速度の評価方法は明確となっておらず,申請者らの知る限り研究報告もほとんど行われていない。しかし,近年,日本各地で多くの地震が発生しており,今後も大地震の発生が想定されていること,台車の移動に伴う振動現象が問題となり運行中止となった遊戯施設の事例が存在すること,また告示改正以降に60mを超える遊戯施設の新規建設が行われていないこと,などから,台車の移動に伴い発生する加速度を考慮した設計手法の確立への期待は大きいものと考えている。
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