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耳入力信号に着目した都市・建築空間における音情報の伝送品質評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K06671
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 建築環境・設備
研究機関神戸大学

研究代表者

佐藤 逸人  神戸大学, 工学研究科, 准教授 (30346233)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード音声伝送品質 / 耳入力信号 / 聴覚モデル / ピッチ / 両耳聴 / 音声品質 / 音情報 / 音脈分凝 / 調波構造
研究成果の概要

本研究の目的は,音情報の伝送品質を一般的な信号音と妨害音の強度比ではなく,人間が聴く音,つまり左右の耳に入力される音のみから評価する方法を研究することである。信号音の特徴として調波構造に着目し,聴覚モデルを用いて調波構造の基本周波数が連続的に抽出できた区間に基づいて音声伝送品質を評価する方法を検討した。その結果,音声と雑音が同じ方向から到来する場合は,本研究で提案する方法で音声了解度を予測できる可能性が示された。一方,音声と雑音が異なる方向から到来する場合における音声了解度の予測については,改善の余地が残された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的な特色は,聴取者の位置で得られる左右の耳への入力信号のみから音情報の伝送品質を評価する点である。一般に音情報の伝送品質の評価に用いられる信号音と妨害音の強度比は,稼働状態の空間では測定できないことが多く,長時間の測定を必要とする面的評価や様々な応用が考えられる実時間評価は難しい。また,強度比だけでは信号音の違いが伝送品質に及ぼす影響を完全には評価できない。これらの問題を解決することにより,音情報の伝送品質がさらに向上すれば,さらに安全・安心な都市・建築空間の構築が期待できる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 調波構造に着目した音声了解度の予測:空間特性の考慮2019

    • 著者名/発表者名
      佐藤逸人
    • 学会等名
      日本音響学会秋季研究発表会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 調波構造に着目した騒音下における音声了解度の予測2018

    • 著者名/発表者名
      佐藤逸人
    • 学会等名
      日本音響学会秋季研究発表会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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