研究課題/領域番号 |
17K06682
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
岩本 靜男 神奈川大学, 工学部, 教授 (20213316)
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研究分担者 |
傳法谷 郁乃 神奈川大学, 工学部, 助教 (00782301)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 給水温 / 推定式 / 水道水温 / 給湯設備 / エネルギー評価 / 給水方式 / 建築環境・設備 / 省エネルギー |
研究成果の概要 |
給湯設備による消費エネルギーを精度よく推定するために、給水温は重要な入力条件である。本研究は、これまでほとんど検討されたことのない、建物内の給水温を長期実測によって求めた。さらに実測結果による精度検証のうえで、水道水温、給水量、受水槽等の周囲気温を含めて、給湯設備への給水温度の体系的な計算方法を構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発される推定方法は、給湯設備システムのエネルギーシミュレーションに関する重要な入力条件の一つである給水温を精度よく整えることができる。他のソフトウェアとの連携も視野に入れて開発されており、その計算法は発表論文により公表されている。さらに本研究による妥当な給水温を用いることで、より詳細に給湯設備の熱源を評価できることから、省エネルギー基準の算定にも利用可能である。また、より省エネルギーとなる熱源の選択や制御にも活用でき、給湯熱源運転制御のシミュレーションへの活用が期待できる。さらに、建物内の雑用水の水温でも推定可能となることから給湯設備以外にも応用できる。
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