研究課題/領域番号 |
17K06705
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
宮川 智子 和歌山大学, システム工学部, 教授 (30351240)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 維持管理 / パートナーシップ / 旧産業景観 / 地域づくり / 環境再生 / パートナーシップの形成 / ブラウンフィールド / 産業遺産 / グリーンインフラ |
研究成果の概要 |
近年、産業跡地の利活用の一方策として環境再生による旧産業景観の形成が進められ、新たな緑地が増加しており、今後の維持管理が重要となっている。その過程においては参加型のパートナーシップにより住民や地域団体とともに活動が行われることがあり、環境改善や地域づくりへの貢献に加え、新たな文化や価値の創造につながる可能性がある。本研究では、産業跡地の多い英国北西部において森づくりを進める機関であるマージーフォレストと環境再生を行ったノースウィッチウッドランズの事例を対象に、旧産業景観の形成におけるパートナーシップ形成の手法と維持管理について明らかにすることを目的とする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、産業跡地の利活用のひとつである緑化に着目し、長期的な視点から旧産業景観の形成と維持管理の観点から研究を進めるため、これまでの関連研究が数少なく、新規性があり、独創性があると考える。旧産業景観に関する研究は、国内外において比較的新しい分野であり、国内外の研究者や関連機関と連携し、多様な取り組みや近年の研究の動向をふまえ、国際的に位置づけながら研究を進め、国際会議や学術団体での発表をもとに国内外へと発信する。 予想される結果として具体的な事例による分析を行うことで実務的な知見が得られ、産業跡地の環境再生が進められている日本にも参考となる有用な資料を提供することが可能である。
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