研究課題/領域番号 |
17K06727
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
坂井 文 東京都市大学, 都市生活学部, 教授 (80401701)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | BID / NPO / エリアマネジメント / 公園 / 地域再生 / 公民連携 / 地方創生 / 公共空間 / 管理運営 / 公園再整備 / トラスト組織 / パークチャージ / 公園管理運営基金 / BID / TIF / クラウドファンド |
研究成果の概要 |
本研究は、少子高齢社会における公共施設の整備と管理運営のあり方を議論するために、特に英米の官民連携による公園緑地の整備と管理運営の手法を明らかにし、わが国の萌芽的な取り組みを把握したうえで、今後の展開について議論することを目的としている。調査を通して、米国におけるBIDの展開と英国でのBID導入の取組を明らかにし、その手法の幅広い展開の可能性が明らかになると伴に、異なる条件や国において展開するうえで参考となる知見を得た。また英国における固定不動産チャージやトラスト組織による管理運営等を通して、複数の財源確保の手法のしくみが明らかになり、今後の日本における取組を進めるうえでの新たな知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
少子高齢社会においては行政財源の縮小が懸念され、持続可能な公共施設の整備と管理運営を官民連携の取組によって進める必要がある。本調査を通して、先んじて官民連携の取組を進めている米国と英国における公園緑地の整備と管理運営の手法を明らかにすることは、学術的な意義とともに、日本の今後の取組方を議論するうえでの有用な知見となり意義がある。また、米国で進んだBIDの手法を異なる行政運用を取る英国に適応させ展開する方策を明らかにすることは、日本での展開手法を議論するうえでの有用な知見となり意義がある。
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