研究課題/領域番号 |
17K06728
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
|
研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
高柳 英明 東京都市大学, 都市生活学部, 教授 (70344968)
|
研究分担者 |
川口 英俊 東京都市大学, 都市生活学部, 教授 (60534394)
川口 和英 東京都市大学, 都市生活学部, 教授 (80300028)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 高齢者 / 遠隔地介護・介助 / スマートデバイス / 時間費用モデル / テレナーシング / 高齢者生活支援 / 住宅整備要件 / 子世帯介助負担 / 時間費用 / 家族介護 / 遠隔地居住 / 建築計画 / 高齢者住宅 / 遠隔介護 |
研究成果の概要 |
本課題は、遠隔地における高齢者の自立生活支援のためのスマート介護住宅の計画要件を明示すべく、子世帯の経済的事情や高齢者の自立生活支援の観点から、遠隔介護システムを用いた高齢者住宅のあり方について、高齢者世帯と子世帯との離隔距離、介助訪問頻度、移動時間、移動手段についての被験者調査により、その立地要件の最適解を求めるとともに、遠隔地において上記遠隔介護システムを高齢者が自立して操作できる住宅の計画要件を実験を通して明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代人のレジャー活動の多様化や、若年層の生涯独身主義を看取するに、近未来の超高齢期における「老い」の尊厳保持は、自分らしいライフスタイルをいかに自ら実現していくかにかかっており、遠隔地に住みたいとする高齢者側の条件は、子世帯との離隔距離が近いほどよいとも言えず、都市部から離れ自然環境の豊かな土地を求めたり、生まれ育った地元を離れたくないという地域への土着・ 愛着も無視できない。本研究の立地要件モデルを用いることで、離れて住む際の緊急時の対応や心理的な不安感を軽減するスマートデバイスの選定と室内リノベーションに際し、明確な計画要件を示せることに意義がある。
|